アイルランドの昔ながらの分けかたである4つの地方に、島中心部「Midland」を加え、5つの地域に分けて取材をしました。
今回の旅で泊まったホテルは9つ。アイルランドには、マナーハウスと呼ばれる城・館がホテルになっているもの、ホテル、オーベルジュ、B&B(朝食付きの小さな宿。ホテル形式から個人の家を改装したものなど様々)、農場に泊まって農作業や手作りパンのデモなどが体験できるファームハウス・ステイなど、小さな国なのにこんなにあるの?と思うほど色々な宿泊施設があっておもしろい。私たちが泊まったホテルも3つ星ホテルから4つ星B&B、ファームハウスなど、場所ごとに様変わりして楽しかった。特集のなかでは、私たちが泊まったホテルのリストも紹介しています。
<レンスター地方/ダブリンの魅力>
古くから栄えた地域、レンスター地方。ここには、アイルランドの京都とも呼ばれるキルケニーや、クリスタルで有名なウォーターフォードなどがあります。でも、今回取材したのは首都ダブリン。ここ10年余り続いている好景気で、ダブリンは活気があっていきいきして、本当に楽しい! この小さな町になんと800軒もパブがあり、それからカフェも多く、ひと休み(お茶、お酒問わず)好きにはうれしい町です。ファッションデザイナーやアーチスト、それから楽しいと評判のテンプルバーのファーマーズマーケットも取材しています。
<マンスター地方/食の町コークとキンセール>
南西部のマンスター地方は、穏やかな自然に恵まれてリゾート地などがあり、ヨーロッパのアーチスト達も多く移り住んでいるところ。ここでは『食』をテーマにしました。バリマルー料理学校が、本当にすてきだった! それから、美食の町と呼ばれるキンセール。シーフード好きにはたまらない町です。
<Midland/小さな町Birr周辺のオーガニックエリア>
コークとキンセールで実感したのですが、アイルランドの農産物はおいしい! 野菜は、日本のスーパーマーケットで買うものとは比較にならないほどのおいしさです。それから牛乳とクリーム。1年中緑が枯れないアイルランドの乳製品も本当においしい。「ミッドランドのオーガニックフード店のチーズがワールドチーズアワードで金賞を取った」との情報を元に訪ねた、バーという小さな町。賞を取ったそのチーズは、完全オーガニックで育てた牛乳から作られていました。チーズを作ったオーガニックファーマーの取材が中心です。
<コノハト地方/ゴールウェイとケルトの言葉>
西部コノハト地方には、美しいと評判のコネマラ国立公園があります。そしてそこは、ケルトが色濃く残るところでもあります。easyの読者の中には、きっと妖精物語などのケルトの文化に興味を持っている方も多いのではと思います。コノハト地方最大の都市ゴールウェイの、ゴールウェイ大学内にあるセンター・フォー・アイリッシュ・スタディを訪ねて、ケルトの言葉ゲ−ル語(英語と共にアイルランドの国語でもあるので『アイルランド語』とも言います)について取材しました。
<アルスター地方/ドネゴールと北アイルランド>
ドネゴール県とイギリスの一部である北アイルランドから成る北部アルスタ−地方。ここは、美しい自然とクラフトで有名なところ。なかでもアイリッシュツイード。伝統的あるドネゴールのツイードは、世界のブランド品であるアイリッシュツイードの代名詞です。ドネゴールツイードは、世界的に有名な『マギー』の工場と、手織りのみの工房『スタジオ・ドネゴール』を取材しています。他に、のんびりとして美しいカントリーエリア・スペリンズや、『ナルニア国物語』の著者C.S.ルイスの生地、北アイルランドのベルファストも素晴らしかった! |