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easy digest 2006.7/29更新
 ご報告が遅くなりましたが、本誌とウェブでお知らせしたアイリッシュフード・イベント、7月1日(土)に行い盛会を持ちまして終了させていただきました。定員を遥かに上回るご応募をいただいて、心苦しい抽選をさせていただき、ご参加いただけなかった方々に改めてお詫びをするとともに、ご参加いただいた方々に改めてお礼を申し上げます。
 当日は、会場前にほんの少し雨がぱらつくお天気でしたが、おひとりのご欠席もなくお集りいただきました。お料理を担当してくれた沼口ゆきさんとアシスタントのエステラ・マックさん、そして近藤幸子さんは前日から仕込みを始め、当日も朝早くから準備。またいがらしろみさんは、当日午後に急な仕事が入り急遽会場には来れなくなりましたが、朝からソーダブレッドとスコーンを焼いてくれて、昼前に会場に届けてくれました。私たちeasyのスタッフは席割・スライド映写機の設置などを進め、開場15分前に準備完了。緊張しつつお客様をお迎えしました。


 お召し上がりいただいたメニューを、改めてご紹介します。
【前菜】
●ワールドチーズアワードで金賞・銀賞を受賞した、アイルランド中部にあるファーム『モスフィールド』のオーガニックチーズ3種(プレーン、クミンシード、イタリアンハーブ・ミックス)
●西コーク優良食品『グビーン』のサラミとチョリソー
●西コーク・シーフードチャウダー
●ソーダブレッド
【メイン】
●西コーク優良食品『ウメラ・スモークド・プロダクト』のスモークサーモンを使った青野菜のサラダ
●AVOCA CAFEのレシピによるギネス・シチュー、マッシュポテト添え
【デザート】
●バリマルー料理学校長ダリーナ・アレンのレシピによるリュバーブのタルト、バニラアイスクリーム添え
●西コークの優良食品『バンドン・コープ』のピュアハチミツといがらしろみさんのスコーン
●『ビューリーズ』の紅茶「アイリッシュアフタヌーン」
                 、
 オーガニックファーム・モスフィールドについては本誌でも紹介していますが、そのチーズはゴーダタイプでチーズらしい香り・コクがあるのに食べやすく、臭みがあるほうが好きなチーズ通と臭みが苦手な人、共に満足させてしまう素晴らしいチーズです。また、グビーンのサラミは肉質の良さが感じられるうえに、おそらくビネーガーが入っているようでやや酸味があり、参加した食通の方が「買いたい」と言ったほどの味わい。チョリソーは辛みが爽やかで後をひきます。そして『ウメラ・スモークド・プロダクト』のスモークサーモン。今回はオーガニックを食べていただきましたが、しっかり塩みが利いていて生臭さがなく、塩ジャケを連想させ日本人にはなじみやすい味。そのまま食べてもよく、またパスタなど料理にも使いやすいと思います。
 今回の会では、沼口さんと相談して、日本で買う食材にもこだわりました。西コーク・シーフードチャウダーはフィッシュストックを取って作りますが、今回のメニューには魚料理がないため、たくさんのアラの入手が困難でした。そこで沼口さんが知恵を絞り、大振りのタイを入手。加えて活車えびも入手して、具材にするとともにストックを取ることに。野菜は千葉の有機野菜でしたし、パンに添えたバターはカルピスバター、また煮込みでしたがギネスシチューの牛肉も和牛を使用しました。

   会はまず、会場になったアイリッシュパブ、ザ・アイリッシュ・タイムズのスタッフが本格的なテクニックで注いでくれた、樽詰ギネスビールの乾杯からスタート。今回も実感しましたが、ギネスビールは本当に食べ物によく合うビールです。特に、スモークサーモンはギネスによって味が引き立つような感じがします。きっとお刺身などとも相性がいいのではと思います。オードブルの間に、アイルランド観光庁の方々のお話を聞きながら、主にアイルランドの風景を見ていただく第1 回のスライド上映会を行いました。
 メインの中心ギネスシチューは、たっぷりのギネスビールで野菜と牛肉を煮込んだアイルランドの伝統的な料理。肉はギネスの苦味と香ばしい風味を留め、また味のしみた野菜はマッシュポテトとの相性抜群。メインを食べ終わったころ、今度はギネスビールを取り扱っているサッポロビールの方のお話を中心に、第2 回のスライド上映会。パブとギネスをこの上なく愛しているサッポロビールの方のお話はとてもおもしろかった。
 デザートは、なんといってもリュバーブのタルト。一般家庭でもよく作るものだそうですが、ダリーナ・アレンのレシピは、スコーンのようにしっとりした厚いタルト生地の上に、生のリュバーブをそのまま乗せて焼いてしまうもの。たぶん伝統的なレシピなのでしょうが、その素朴がとても新鮮だった上に非常においしかった。
 会を振り返って、お話し忘れたことが色々とあり反省もしていますが、そのうちのひとつをここに。ソーダブレッドのこと。アイルランドのごく庶民的なパンであるソーダブレッド。今回はAVOCA CAFEのレシピを使用したのですが、それを見たいがらしろみさんが「こんなにたくさんバターミルクを使うのに、バターは使わないんだ」と興味深そうに言っていました。それを聞いたとき、改めてアイルランドの歴史を思い起こし、はっとしました。バターミルクというのは、牛乳からバターを作るときに出る水分みたいなもので、いわば副産物です。かつてイギリスの植民地だったアイルランド。貧しかった農民たちにとってバターは、たとえ作っても自分たちの口に入らない食材だったのでしょう。AVOCA CAFEの説明文を読むと「貧しい農民たちの常食だった伝統的なパン」とありました。そのレシピは、たっぷりのバターミルクと全粒粉と塩・重曹だけのシンプルなものです。現在は練乳やバターなども使われている場合も多いのですが、でも、今回ろみさんがAVOCA CAFEのレシピで作ってくれた、昔ながらのソーダブレッドはおいしかった。ソーダブレッドは、パン作りにバターやミルクを使えない農民たちの知恵が生んだパンだったのではないでしょうか。本当に食は文化です。
     


 会は無事終了。お帰り際には、アイルランドの紅茶『ビューリーズ』やアイリッシュクレーム『ベイリーズ』などもお持ち帰りいただきました。参加してくださった方の中には、これからアイルランドへ旅する予定の方、またかつて旅してすっかりアイルランドファンになった方もいらっしゃいました。アイルランドは、本当に不思議な国です。その個性に魅せられてしまった人が、本当にたくさんいるからです。今回のイベントは、ただ「アイルランドへの理解を深めたい」という、たくさんの方々の無欲なご協力があって成立しました。それらの企業・団体のHPを下記にご紹介します。ぜひ、ご覧になってください。
 またぜひ、このようなイベントを企画したいと思います。そのとき、またお会いできることを!(神田典子)

アイルランド観光庁 
http://discoverireland.com
アイルランドへの行き方・語学留学・旅の情報ならここで。

ザ・アイリッシュ・タイムズ 
http://plaza.rakuten.co.jp/THEIRISHTIMES/
在日アイリッシュもたくさん訪れるアイリッシュ・パブ。女性同士でも楽しめる雰囲気で、お料理もおいしい。

サッポロビールのギネスのサイト 
http://www.sapporobeer.jp/product/beer/guiness.html
樽詰ギネスが飲める全国のお店を検索できます。

大友商事のビューリーズのサイト 
http://www.bewleys.jp/index.php
アイルランド『ビューリーズ』の紅茶は、濃く苦味が少なくとってもおいしい。ぜひ入手して飲んでみてください。秘かに人気が高い『ビューリーズ』のチョコレートにもトライしてみてください!

ベイリーズのサイト
http://www.baileys-jp.com/
アイリッシュクレーム『ベイリーズ』は、クリーミーなカラメル風味の甘いお酒で、女性ならきっと好きなリキュール。私はアイルランド旅行中に、パブでギネスを飲まないときはベイリーズのロックを飲んでいました。今の季節ならバニラアイスにかけてもよさそう。

INJ(アイリッシュ・ネットワーク・ジャパン) 

http://www.inj.or.jp/
日本全国に会員がいる、アイルランド文化普及を目的とした非営利団体。アイルランドの情報が入手できます。

 

 

easy's easy shopでもお馴染みのアクセサリーブランド「Marble」。福岡を中心に活動しながら年に数回、東京でも展示会をしています。この夏は駒込のZa Gallery 文京にて行われる、ジュエリーの7人展に参加。7組のジュエリー作家さん達による合同展だから、いろいろ見られてアクセサリー好きの方には特におすすめです。
「Marble」のアクセサリーは素材はちゃんとジュエリーなのに、さりげないデザインで普段から使える気軽さもあるところがいつもいいなと思います。作品はもちろんHPでも見られるのですが、私が行った春の展示会ではいくつかのアイテムをコーディネートしたディスプレイが新鮮でした。例えばシンプルなシルバーチェーンのネックレスも、重ね付けするとちょっと雰囲気が変わります。合わせるアイテム、その長さのバランスなどに真似したいアイディアがありました。
 今回の展示会はお得意の昆虫モチーフから、いよいよ来た夏にぴったりのアイテムが揃う予定。いつもは2週間ほどの短期間なのですが今回は1ヶ月あるので、ぜひ足を運んでみてください!(寺田絵美子)

期間:7月20日(木)〜8月22日(火)※8月8日(火)はお休み
会場:文京区本駒込2-28-10 文京グリンコートイーストウィング1F 
   Za Gallery 文京(tel. 03-3946-5390)
MarbleのHP:www2.odn.ne.jp/marble
2006.4/10の記事はこちら
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